一番苦労したのは……この本のタイトルです(笑)


2017/09/10に開催される、花騎士夢想3にてリリースする合同小説誌、カラフルアレンジメント。あまかけプラント初の合同誌で、多くの苦労を経て出すことになった作品になります。
この作品にきっかけとなったのは、私自身合同誌に参加したことでした。
18禁艦これ合同誌に以前参加させて頂き、そちらで浦風というキャラクターをメインに据えた短編を寄稿したことから、「自分も合同誌を作りたいな」と思いこの度製作に踏み切りました。一年間でに4冊目となる本作ですが、来年からは活動が落ち着くかもしれないと思い制作に踏み切った結果、短いスパンでのリリースとなりました。
ネリネを主役にする上でのストーリーを考えたりとか、作風の違う参加者の皆様の作品に対する綿密な打ち合わせをお願いしたりなど色々苦労した点はあるのですが、個人的にはタイトルを決める事こそが一番大変でした。対象となる花騎士の種類に規則や統一性があるわけではなく、キャラ統一合同誌というわけでもないので、「どの花騎士にも対応し、花騎士らしいタイトルとは何か?」ということを考えた結果、ご覧のタイトルになりました。
初めの候補は「虹色の花々」だったのですが友人から「ありきたり、つまらん(要約)」と一蹴されてしまい、やけくそ気味に「レインボーバスケット」、「バスケットアレンジ」、「カラフルアソート」、「精彩の万華鏡」などの候補名を上げる中で、消去法で決まったのが「カラフルアレンジメント!」です。タイトルが決まってからロゴはすんなり作れたので、やはりここがネックでした。

ういらあくる様描き下ろし表紙。ロゴデザインや全キャラのポーズは翔一発案ですが、ロゴの花模様や金色の枠はあくるさんのアイデアによるもの。おしゃれ!

初の特殊加工仕様の表紙。


特別仕様!キラキラ表紙!(初版限定予定)


今作は挑戦的な要素を幾つか含んでいますが、最も目立つと思われるのは表紙の紙になります。いつもは高級感の出るミラーコート加工を施しておりますが、今回はさらに表紙の色合いを引き立てる目的で、見る角度で本が光って見えるようなペルーラ加工を施しております。電子書籍版もDLsiteにてリリースしますが、花騎士夢想3にて送り出す書籍版はより高級感を楽しめるようなものにしてみました。ぜひお手にとってもらえる時を楽しみにしております。


ネリネはひらめきの塊


選出キャラに縛りはないので、「何を書こうかな―」と考えた結果、直感的に出たのはトリカブトでした。当初、この本は合同誌になるよりも前、前作のトリカブト小説「死与の少女」の短編ストーリーを予定しておりました。しかし、様々な事情が重なった結果、合同誌に方針を変えて、ネリネを主役と定めて作ることになりました。ロリキャラは好きなのですがロリありきで選んだわけではなく、「そういえば今まで健気でマジメで歳下のキャラって書いたっけ?」と思い、今回抜擢。直前にネリネJB版が当たったのも理由の一つです。なお、通常版はまだ手に入っていない…(2017/08/29現在)
ネリネを初めてみた時、「東の方の氷の妖精な見た目の、大きい妖精」という冗談交じりのキャラの紹介をwikiで見かけて、クスリと笑った思い出があります。
今回のネリネのストーリーは、かなり冒険した感じです。個人的には。ある里に騎士団を置くために団長とともに色々苦労するお話になります。ゲーム設定を参考にしたバトル要素や、スプリングガーデンの文明についての私なりの解釈も少し入っていますが、出来る限り前作同様公式設定に近くなるように仕上げました。なお、キャラクエなどを見ていなくても、初めてネリネを見る人にも楽しめるようにも配慮しております。
またいつか、トリカブトのストーリーは書きたいなあ。


多様な皆様の作品


今回の本の一番の特徴は、合同誌ということです。私以外の参加者は、前作設定監修で協力してくださったキヌタソウ担当・Ruiさん、隣の席ということで顔を合わせたギンリョウソウ担当・白雪の無白さん、じゃぶマイから交流させていただいているラベンダー担当・葉山譲二さん、サンカクサボテン担当・田中裕一さんになります。ほぼじゃぶマイ参加者で占められているのは、個人的にはすごいことだと思っています。初めて初稿を拝見させていただいた時、経験者だからか内容も洗練されていました。
同人で、しかも小説の合同誌となれば今まで見かけていない作者もいると思いますので、やや不安に感じる人もいるかと思います。今作品ではクオリティの維持を最優先にできるよう、様々な取り組みを行いました。グループウェアにて執筆ルールや方向性を明確にし、ファイルのやり取りに関しても円滑に行えるようにするために、初めた当初は時間があっという間に消えていきました。終わってみた今、その甲斐はある出来だと考えております。


イラストの構図にはういらあくる様のアイデアも


表紙、挿絵のデザインは運命の赤い瞳シリーズでもそうなのですが、実は翔一が原案を描いています。当初は鉛筆などで本当にラフデザインを描いて、イラスト担当のういらあくる様にお願いしていたのですが、デザインの複雑な作業を減らす目的で現在はパソコンのソフトで簡単な3Dモデルを作り、それで構図を作っています。
ソフトを操作していると、ロリキャラのつもりが、モデルの都合上気持ち悪いくらいの8等身キャラが生まれたり、操作ミスで人体がねじれたりなど、抱腹絶倒の作業に多々突入することもあったりすることが難点です(笑)
無事にイラストとして仕上げてくださる、ういらあくる様には感謝がつきません。まさに私たち六人で詰め合わせた花束のような作品になりました。