じゃぶじゃぶマイドアリで出すと決意したトリカブトの本

友人を介して出会ったフラワーナイトガール


普段は東方とガンダムのコラボだったり艦これの作品を投稿してましたが(2016/8時点)、純粋に作品よりもキャラありきで作ってしまった二次小説がこの「死与の少女」になります。ストーリーよりもタイトルが先にできてしまい、合理性よりもノリやテンポを重視しようとした結果、設定と酷いズレが起きてしまい、入稿一週間前になって7割ぐらい内容を修正した作品でもあります。(スケジュール的に花騎士の公式ガイドブックが入稿一週間前程度に公式からリリースされたため)。基本的に公式設定に沿うようにしていますが、主要メンバーは皆進化以降の姿で、シリアスバトルストーリーの内容に仕上がっております。

また、色々遊び心が入っている作品です。

初稿の段階ではあまりネタ的な部分を書けませんでしたが、この作品はいたるところにパロディ、オマージュ部分があったりします。中盤で出る独自要素もそうですが、団長、花騎士、戦闘、害虫、至る所にアニメ、映画、ゲームのネタが入っています。(とは言え、知っている人なら~と言うものにとどめていますが)

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トリカブトの妖しさを連想させる、ダークパープルが特徴的な表紙イラスト。4人共実際に所持している花騎士です。


書式フォーマットは「運命の赤い瞳」を踏襲。この作品での改良点が次回作「運命の赤い瞳SE2」に引き継がれました。


初ジャンルかつ趣味100%のストーリー


はじめに断っておきます。この作品は「やりすぎた」。純粋なファンタジー作品を書くのは二次創作含めても初めてだったりします。強いて言うなら小学校時代にゼルダの伝説の時オカとムジュラの小説を某所で長期に渡って打っていましたが、12年ぐらい前なので未カウントとしておきます。(その個人サイトもサーバーのサービス終了で消滅しました。黒歴史……)オリジナルも書いていましたがここでは割愛。元々はC91でリリースした「運命の赤い瞳」の書式を流用して他の作品も書いてみたいなーと思っていたのですが、2016年に友人から「DMMのブラウザゲームで面白いのがあるぞよ(超意訳)」と言われ、当該作品のwikiを覗いていました。そこでトリカブトを見つけ、一目惚れしました。黒髪赤目キャラが前作のSEEDのシンと被るのは多分おそらく偶然と信じたいですが、正に心を奪われました。愛です。衝動的に花騎士公式小説二巻を買い、シリアルコードを打ち込んで(ちょっぴり)強くてニューゲームの開始です。(なお実際には当時リリースされていた公式小説シリアルキャラのうち、リュウゼツラン、ライオンゴロシ、トリカブトの中でトリカブトの強さは最底辺扱いだった模様。アビリティの有用性で劣るのが理由らしい)トリカブトのキャラ設定とゲーム版限定の描写から「これ、一本作れないかな」と思い、2017年の1月初めに「トリカブト小説」の初稿が出来上がりました。当初の内容は好きなゾンビ映画のオマージュ設定とヒャッハーな世紀末的世界観と前作動画版譲りの残酷描写をぶち込んだことにより、私の最初に書いたスプリングガーデンは退廃的なものとなっていました。


脅威の初稿400ページ以上!?


実際に400ページを書く前に設定などを公式に近くなるよう路線変更したのですが、「死与の少女」の最初のプロットを全て書き上げた場合、400ページを超える危険性がありました。最終的には250ページになり当時のオンリー即売会の小説の中でトップクラスに分厚くなりました。400ページは書ききれないことはないのですが、入稿までのスケジュールが過密で、やむなく「設定を簡略化しよう」と友人と相談して決めました。その結果残酷描写のマイルド化と一部バトルの省略です。頒布版でもバトル描写は多い方だとは思いますが、当初はさらに1・5倍は考えておりました。更には結末直前で「宇宙から隕石が落ちてくる」展開のアイデア等、今考えればかなりやばい描写とかもありましたので、それらを作品に沿うように改変したり、削減したりしました。(多分パニック映画の見すぎ)当初の改変内容のアイデアの理由は、設定の不足が劇的で、それを補うためのものでした。ゲームで設定を閲覧しようにも4ヶ月程度ではキャラも全然なく、ストーリークエストも進んでいないのでかなり大変だった記憶があります。主役のトリカブト、リュウゼツラン、アネモネの三人は、翔一のゲーム内騎士団の古参メンバーだったりします。特にアネモネは初めて二週間程度で自分で引いた虹キャラでした。だから作品を書いていた時、「実はアネモネは公式でも上位の人気を持つ」とは知りませんでした。カトレアのみ小説版で存在を知ってほしいと強く望んでいたキャラでこちらは交換チケットに頼らせていただきました。(ちなみに初課金チケットはナデシコちゃん。和風&刀キャラ大好き)


公式とはあえて違う色を出すように


公式の小説は二巻以降百合描写が多めで、明るいコメディ路線ですが、この作品は「せっかくなんだから長年やってるシリアスバトル描写中心にしよう」と考え、終始トリカブトが主人公で苦難に立ち向かうものとなっています。その魔法もゲーム内描写だけに限定しては非常に活躍の場が限られるので、公式小説二巻をベースにややアクション風味なものとなりました。元々魔法といった「なんでもできるけどさじ加減がわからない」要素が苦手で、独自の解釈で設定に組み込みました。小説版と資料集も確認し、ある程度イメージが固まった後半部分はすんなり書けましたが前半部分はかなりネックに感じました。監修担当に幾度も苦言を貰い、修正も一部間に合わない箇所がありましたので、もう少し時間がアレば……と思った部分でもあります。
また、先述しましたが公式のストーリーとは異なり主役は全員姿が進化以降です。これは当初から「公式メディアミックスは前日譚などがあるから、この作品はベテランたちのお話にしよう」と決めていたことで、想定としては登場人物のほぼ全てがステータスマックス状態としています。登場人物も先述の四人以外に自分が持っているキャラを中心にとにかく詰め込んでおり、「やりたい放題な作品になったな―」と今でも思います。あまりに思い切った作品なので、実は今でも友人の引き合いに出されていじられる作品でもあります(笑)

今作オリジナルの敵によって体に変化が起きたトリカブトの後半出撃シーン。このイラストのように、この作品は終始張り詰めた展開で締められています。