このページでは主に裏設定の解説を中心とします。閲覧する場合は読み終わった後のスパイスとしてお楽しみください。

『光輝を纏いし想い』はダブル主人公


これまでにも何度か触れていますが、元々トリカブト同人誌「死与の少女」シリーズはじゃぶマイ3限りで出す、読み切り作品のつもりで書いた代物でした。作品そのものの出来に不完全燃焼な部分があったので続きを書いたというものはありますが、この作品単体でトリカブトが当初持っていた問題は解決していて、カトレア、アネモネという強くて頼りがいのある先輩お姉さんにも恵まれて大団円という、明確に終わらせるつもりで書き終えた作品です。
しかしながら『穢翼~(以下死与1)』を書いている間、いかにして主人公たちセントフローレス騎士団が今に至ったのかを考えた結果、次々とバックストーリーが浮かび上がりました。その結果死与1のストーリーを補足する意味も込めて『光輝~(以下死与2)』を書くことに決めました。今作ではトリカブトの先輩花騎士として登場するカトレアにスポットを当てたお話を盛り込んでいるため、タイトルロゴもカトレアのパーソナルカラーである赤とトリカブトの黒が目立つようなロゴに一新いたしました。


トリカブト三人娘の戦闘スタイルについて


前作では『トリカブトが敵の力を借りて無理やり強化される』というガジェットを用いてストーリーの中心に据えた感じにしましたが、死与1の後日談である死与2では三人ともすでに『騎士団の中でも最強クラスとして成長した』状態で登場しています。
これは本家ゲームにおけるレアリティアップシステムから着想を得たもので、すでにトリカブトもアネモネもカトレアも多数の害虫相手に難なく渡り合える実力者として描くことにしました。
中でもカトレアとアネモネは毎年新バージョンが実装されているため、戦闘重視の私の小説ではそれらを必ず一回は使用するというのを目標に大暴れしています。特にアネモネは私の小説では遠距離魔法として設定されている『雷龍覚醒・雷光牙』を多用するため、全距離において八面六臂の活躍をする面が多く、「やばい、どうやってこの子苦戦させよう」と毎回悩みのタネだったりします。

ひとまず三人の強さの『目安(ココ重要)』を状況別に比べた場合、

・戦力安定度(精神の安定度を含む)
アネモネ>トリカブト>カトレア

・単純火力(魔力の総量に直結)
カトレア>アネモネ>トリカブト

・能力・技の汎用性(技の強弱の調整範囲も含む)
トリカブト>アネモネ>カトレア

となります。あくまでストーリー上必要となっている目安ですので、キャラの好みやひいきのために設定したわけではないのでご注意ください。


ブラックバッカラさんは全シーンで書いていて楽しいキャラ


大抵の二次創作では『カトレアいるところに師匠またはお屋敷組あり』といったふうに絶対デンドロビウム師匠が出てきます。
が、本作ではあえてバックストーリーのみにとどめて、カトレアはブラックバッカラとの絡みを押し出すように構成しました。(師匠も大好きなキャラです。一応)
これについては私自身が『この二人によるドラマを作ってみたい』と強く思ったことがキッカケで、また戦闘面の演出、バランスに関してもちょうどよかったことから死与2ではたっぷり二人のストーリーを描くようにしました。
バッカラさんは個人的にかなり大好きなキャラで、本作においては『事実上最強キャラ』として大暴れしたり、年頃の子供が多い本作の中でも『団長も頼った大人』として、貴重な立ち回りができるキャラとして動かしました。すべてのシーンで活き活きと書き続けることができたため、筆が進んでくれたのも嬉しかったです。


武器名設定は個人的な趣味がきっかけ


私の花騎士小説では花騎士の持つ武器に明確な名称がついています。
完全に私の趣味です。
ただの光のサーベルに『ラテン語でトカゲ』とか『インドの神様の名前』が付くような某ロボットアニメのオマージュです。
これまでに出た武器、技の名称は以下の通り。

トリカブトの権丈(公式小説では錫杖)=権丈〝ガブリエル・ラチェット〟
アネモネの槍=三又槍〝雷龍槍〟
カトレアの魔法の杖=〝魅力の魔杖〟
ブラックバッカラの片刃の剣=〝黒薔薇の太刀〟
モミジの剣=ガンブレード〝爆葉刃〟
ネリネの氷の弾=『氷の矢』(公式小説より)
ネリネの氷で作った剣=『氷の剣』(ノーマル版ネリネの通常攻撃より)

基本的には『武器の種類』と『原作に出た技名などの固有名称』を併記した単語が武器の名前になるようにしています。一部例外あり。
この設定の大きな目的は『トリカブトに技名叫ばせたいけど能動的に技をノリで叫ぶ娘じゃない』ということからそれを解決するために導入しました。
なお技名表記は『』書きで、武器名を指すときは〝〟(ノノカギ)表記を使うようにしています。


じつはハツユキソウは本作最強の花騎士?


本作において一度も明確なダメージを負っていない花騎士がいます。
ヤツです。ハツユキソウです。
死与2ではコミカルな面を見せてはいますが、結果的に怪我を負うこともなく、大ボス以外の害虫相手に戦果を多数残して、戦闘以外でも多くの活躍を見せてくれました。
これは書いた私としても完全に無意識の結果で、読み返してから「何この子、超やばい」と思わず口走ってしまうほどでした。
初稿の段階ではさらに大活躍をしていたため流石にキャラにそぐわないと判断した結果、幾分かの活躍をほかのキャラクターに振り分けたり、調整したりしました。実際、原作のゲームからしてハツユキソウは高い能力を持っていて、それを反映した結果から起きた状況でした。恐るべし、ハツユキ。